すし屋の湯呑み、青磁 10×9.8
日本陶芸倶楽部の青磁釉は素晴らしい。
青磁釉は濃淡の掛け方によって、様々の色合いを楽しむことができる。
立方形にたっぷりと掛けると、下に流れてしまう釉薬なのだが、この湯呑みでは、流れるギリギリの濃さに掛けることによって、見事に美しい発色を手に入れることが出来た。
シメシメの出来上がりで嬉しかった
すし屋の湯呑み、青磁 10×9.8
日本陶芸倶楽部の青磁釉は素晴らしい。
青磁釉は濃淡の掛け方によって、様々の色合いを楽しむことができる。
立方形にたっぷりと掛けると、下に流れてしまう釉薬なのだが、この湯呑みでは、流れるギリギリの濃さに掛けることによって、見事に美しい発色を手に入れることが出来た。
シメシメの出来上がりで嬉しかった
すし屋の湯呑み、金箔下絵付け 11×12
手彫りの湯呑みの上下に呉須を刷き、中央部に下絵付けの赤を薄く塗り、全体に白線を斜めに描く。
さすがに金箔だ!!
ちぎって貼っただけで華やかな湯呑みとなった。
なかなか人気があり、嫁ぎ先のもらい手が多く、嬉しい悲鳴であった。
すし屋の湯呑み、金箔下絵付け 11×12
手彫りの湯呑みの上下に呉須を刷き、中央部に下絵付けの赤を薄く塗り、全体に白線を斜めに描く。
さすがに金箔だ!!
ちぎって貼っただけで華やかな湯呑みとなった。
なかなか人気があり、嫁ぎ先のもらい手が多く、嬉しい悲鳴であった。
すし屋の湯呑み 変形大振り織部焼き 10×9.7
いつもの様に、気ままに彫り出し立ち上げ、最後はひたすら薄く薄く削ってゆくのだが、なんだか面白い形になった。
素焼き。
上下に弁柄と織部釉を刷き、全体に気ままに傷を入れる。
透明釉、本焼き。
思い付きを重ねながら、パッパッと色を乗せて行ったのだが、出来上がりが妙に気に入り、しばらくの間、一夫の個人用となった。
一夫好みの湯呑みなのである‼︎
すし屋の湯呑み 変形大振り織部焼き 10×9.7
いつもの様に、気ままに彫り出し立ち上げ、最後はひたすら薄く薄く削ってゆくのだが、なんだか面白い形になった。
素焼き。
上下に弁柄と織部釉を刷き、全体に気ままに傷を入れる。
透明釉、本焼き。
思い付きを重ねながら、パッパッと色を乗せて行ったのだが、出来上がりが妙に気に入り、しばらくの間、一夫の個人用となった。
一夫好みの湯呑みなのである‼︎
すし屋の湯呑み 変形6角形流れ染付け 9.5×8
手捻りで変形6角形の茶碗を作ると言うことは、まず外の形を決めてから、後は土の塊をただただひたすらに彫って彫って、かなりのレベルまで薄く彫りまくると言うことになる。
僕にとって、薄さは美なのだから。
素焼き。
弁柄を横に巻く。
染付けを大刷毛で塗りまくる。
最後に流れ灰釉を掛ける。
弁柄と呉須が見事に流れてくれた。
結果的には全く予想もしなかった色と景色が出ることになった。
これだから陶芸はおもしろいのダ‼︎
すし屋の湯呑み 変形6角形流れ染付け 9.5×8
手捻りで変形6角形の茶碗を作ると言うことは、まず外の形を決めてから、後は土の塊をただただひたすらに彫って彫って、かなりのレベルまで薄く彫りまくると言うことになる。
僕にとって、薄さは美なのだから。
素焼き。
弁柄を横に巻く。
染付けを大刷毛で塗りまくる。
最後に流れ灰釉を掛ける。
弁柄と呉須が見事に流れてくれた。
結果的には全く予想もしなかった色と景色が出ることになった。
これだから陶芸はおもしろいのダ‼︎
すし屋の湯呑み 下絵付け四方角線刻紋 10×10
四角い湯呑みも異例なら、この大きさも異例だ。
素焼きの四面を青と黒に塗り分け、黒の面にはひたすら線を彫る。
青の面には白線をひたすら描く。
面白い湯呑みが出来たのだが、この線の多さには参った!!
もう嫌だ!
疲れた。
すし屋の湯呑み 下絵付け四方角線刻紋 10×10
四角い湯呑みも異例なら、この大きさも異例だ。
素焼きの四面を青と黒に塗り分け、黒の面にはひたすら線を彫る。
青の面には白線をひたすら描く。
面白い湯呑みが出来たのだが、この線の多さには参った!!
もう嫌だ!
疲れた。
すし屋の湯呑み 黒楽、お月見 12×10
日本陶芸倶楽部では年一回、赤楽黒楽茶碗の特別講習会がある。
今回は千利休好みの黒楽茶碗に挑戦だ。
800〜900度の低温で焼かれる楽茶碗は、脆く割れやすい。
この儚さこそが楽茶碗の、利休の美なのだと言う。
しかし、出来上がった黒楽はもう一つ面白さが足りない感じで、エイやっと、気合を入れて、
金彩に挑戦だ。
侘び寂びの世界の楽茶碗に金彩とは、まるで秀吉の世界の登場だつた。
ちょっとやり過ぎたか⁉︎
すし屋の湯呑み 黒楽、お月見 12×10
日本陶芸倶楽部では年一回、赤楽黒楽茶碗の特別講習会がある。
今回は千利休好みの黒楽茶碗に挑戦だ。
800〜900度の低温で焼かれる楽茶碗は、脆く割れやすい。
この儚さこそが楽茶碗の、利休の美なのだと言う。
しかし、出来上がった黒楽はもう一つ面白さが足りない感じで、エイやっと、気合を入れて、
金彩に挑戦だ。
侘び寂びの世界の楽茶碗に金彩とは、まるで秀吉の世界の登場だつた。
ちょっとやり過ぎたか⁉︎
下絵付け縫い針紋長四角形湯呑み 9.5cm×10cm
この湯呑みも、例によってシコシコひたすら四角形に彫り出し、土の山を作ったのだが、かなりイイ形になり、完成が楽しみとなった。
素焼きに白化粧。
上下四方に灰色の下絵付けをする。
この灰色は不思議と青色のイイ発色をしてくれる。
真ん中の空間に赤で縫い針糸のように線を置いてゆく。
なんかイイ感じになってきへにた。
そして本焼き。
うわァ、きたきた、これこそ一夫好みだ‼︎
少し傾く癖があるのだが。
以後半年くらい、僕の個人用となった。
そしてある時、自分で手を引っ掛け、落として割った。
金継ぎに次ぐ金継ぎ、与三郎となって復帰した。
しかしこの湯呑みは、陶芸マニア冥利に尽きるものであった。
下絵付け縫い針紋長四角形湯呑み 9.5cm×10cm
この湯呑みも、例によってシコシコひたすら四角形に彫り出し、土の山を作ったのだが、かなりイイ形になり、完成が楽しみとなった。
素焼きに白化粧。
上下四方に灰色の下絵付けをする。
この灰色は不思議と青色のイイ発色をしてくれる。
真ん中の空間に赤で縫い針糸のように線を置いてゆく。
なんかイイ感じになってきへにた。
そして本焼き。
うわァ、きたきた、これこそ一夫好みだ‼︎
少し傾く癖があるのだが。
以後半年くらい、僕の個人用となった。
そしてある時、自分で手を引っ掛け、落として割った。
金継ぎに次ぐ金継ぎ、与三郎となって復帰した。
しかしこの湯呑みは、陶芸マニア冥利に尽きるものであった。
日本陶芸倶楽部の茶陶講座 鉄絵御所丸茶碗 11cm×8cm
下地の茶碗は既にロクロ引きで、白化粧をした素焼きの状態に出来上がっていた。
素焼きに絵付けをする。
どうするか?
色々悩んだのだが、鉄を一気に全体に塗ることにした。
さァー気合いだ‼︎
太筆にたっぷりと弁柄を含ませ、息を吸い込み、外側から筆を一気に落としてゆく。
筆を替え、内側も一気だ。出来上がりは是か非か?
結果的には大成功だった。
本当に、運がいいンだなァ‼︎
つくづく感じたのだった。
日本陶芸倶楽部の茶陶講座 鉄絵御所丸茶碗 11cm×8cm
下地の茶碗は既にロクロ引きで、白化粧をした素焼きの状態に出来上がっていた。
素焼きに絵付けをする。
どうするか?
色々悩んだのだが、鉄を一気に全体に塗ることにした。
さァー気合いだ‼︎
太筆にたっぷりと弁柄を含ませ、息を吸い込み、外側から筆を一気に落としてゆく。
筆を替え、内側も一気だ。出来上がりは是か非か?
結果的には大成功だった。
本当に、運がいいンだなァ‼︎
つくづく感じたのだった。
日本陶芸倶楽部の茶陶講座 鉄絵御所丸茶碗 11cm×8cm
下地の茶碗は既にロクロ引きで、白化粧をした素焼きの状態に出来上がっていた。
素焼きに絵付けをする。
どうするか?
色々悩んだのだが、鉄を一気に全体に塗ることにした。
さァー気合いだ‼︎
太筆にたっぷりと弁柄を含ませ、息を吸い込み、外側から筆を一気に落としてゆく。
筆を替え、内側も一気だ。出来上がりは是か非か?
結果的には大成功だった。
本当に、運がいいンだなァ‼︎
つくづく感じたのだった。
粉引き、豆腐皿 17×10×2.5(各豆腐皿サイズ共通)
笠間の陶芸作家、吉村昌也先生の講座で、豆腐の形をした皿、名付けて豆腐皿をつくることになった。
李朝朝鮮の粉引きは、僕の最愛の陶器で、旧安宅コレクションを持つ『大阪東洋陶磁美術館』は、年二回10数年も通った。
その粉引きだ。
気合が入るのだった。
以下豆腐皿六態の写真が並びます。
粉引き、豆腐皿 17×10×2.5(各豆腐皿サイズ共通)
笠間の陶芸作家、吉村昌也先生の講座で、豆腐の形をした皿、名付けて豆腐皿をつくることになった。
李朝朝鮮の粉引きは、僕の最愛の陶器で、旧安宅コレクションを持つ『大阪東洋陶磁美術館』は、年二回10数年も通った。
その粉引きだ。
気合が入るのだった。
以下豆腐皿六態の写真が並びます。
粉引き、豆腐皿 17×10×2.5(各豆腐皿サイズ共通)豆腐皿は、高台も面白い。白化粧から覗く赤土の土味と傷跡が素晴らしい。
粉引き、豆腐皿 17×10×2.5(各豆腐皿サイズ共通)豆腐皿は、高台も面白い。白化粧から覗く赤土の土味と傷跡が素晴らしい。
粉引き 豆腐皿 ⑷ 17cm×9cm×4㎝
粉引きは、赤土に白化粧を生掛けし、素焼き。透明釉を掛けて本焼き。
今回は白化粧が少し薄目に掛かり、表情が変化した。
粉引き、豆腐皿 17×10×2.5(各豆腐皿サイズ共通)
すし屋の湯呑み 南蛮焼き、長形小茶碗 6.5×53
穴窯で焼かれる南蛮焼きは、窯の中に詰められ置かれた場所によって、様々の窯変をすることになる。
今回は上3分の2に灰を被り、一部に窯の中で割れが生じた。
そこを金継ぎすることによって、さらに面白い景色がうまれた。
金継ぎは凄い‼︎
茶碗の姿が一変した。
すし屋の湯呑み 南蛮焼き、長形小茶碗 6.5×53
穴窯で焼かれる南蛮焼きは、窯の中に詰められ置かれた場所によって、様々の窯変をすることになる。
今回は上3分の2に灰を被り、一部に窯の中で割れが生じた。
そこを金継ぎすることによって、さらに面白い景色がうまれた。
金継ぎは凄い‼︎
茶碗の姿が一変した。
すし屋の湯呑み 南蛮焼き、長形小茶碗 6.5×53
穴窯で焼かれる南蛮焼きは、窯の中に詰められ置かれた場所によって、様々の窯変をすることになる。
今回は上3分の2に灰を被り、一部に窯の中で割れが生じた。
そこを金継ぎすることによって、さらに面白い景色がうまれた。
金継ぎは凄い‼︎
茶碗の姿が一変した。
すし屋の湯呑み 南蛮焼き、長形小茶碗 6.5×53
穴窯で焼かれる南蛮焼きは、窯の中に詰められ置かれた場所によって、様々の窯変をすることになる。
今回は上3分の2に灰を被り、一部に窯の中で割れが生じた。
そこを金継ぎすることによって、さらに面白い景色がうまれた。
金継ぎは凄い‼︎
茶碗の姿が一変した。
すし屋の湯呑み 染付け弁柄流し掛け 10cm×11.5cm
大振りの湯呑みで、上下に染付け、真ん中にベンガラを塗り、最後に流れ灰釉薬を掛ける。
流れ灰が上手く色を流し、面白い色合いとなった。
下膨れの形が持ちてが良く、僕のお気に入りの湯呑みとなった。
すし屋の湯呑み 染付け弁柄流し掛け 10cm×11.5cm
大振りの湯呑みで、上下に染付け、真ん中にベンガラを塗り、最後に流れ灰釉薬を掛ける。
流れ灰が上手く色を流し、面白い色合いとなった。
下膨れの形が持ちてが良く、僕のお気に入りの湯呑みとなった。
すし屋の湯呑み 染付け弁柄流し掛け 10cm×11.5cm
大振りの湯呑みで、上下に染付け、真ん中にベンガラを塗り、最後に流れ灰釉薬を掛ける。
流れ灰が上手く色を流し、面白い色合いとなった。
下膨れの形が持ちてが良く、僕のお気に入りの湯呑みとなった。
すし屋の湯呑み 下絵付け四色縫い針紋 11×10
この四色の下絵付けの色は、好みの色で、散々多様したのだが、彫り出した湯呑みの形と色の配分加減が、微妙に品よく収まった様だ。
これも好みの湯呑みとなった。
このシリーズの湯呑み達は皆人気があり、使うのが気持ち良かった。
すし屋の湯呑み 下絵付け四色縫い針紋 11×10
この四色の下絵付けの色は、好みの色で、散々多様したのだが、彫り出した湯呑みの形と色の配分加減が、微妙に品よく収まった様だ。
これも好みの湯呑みとなった。
このシリーズの湯呑み達は皆人気があり、使うのが気持ち良かった。
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
ウーン、形がイイ。黒茶の窯変が素晴らしい。
窯割れの金継ぎがオマケでサマになっている。
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10この大きさ、この形、この色合い、この窯変、この薄さ、よくも割れないで残ってくれたモンだ。
いつ観ても、何回観ても、観飽きない、僕の大好きな南蛮焼きの茶碗だ。
南蛮焼は土と、窯の中のどこに置くか、如何に焼くかによって全てが決まる。
一番大事な作陶技術はその次にあるようだ
南蛮焼きすし屋の湯呑み 10×8.5×9.5
「南蛮焼き」「粉引き」の陶器との出会いは、僕にとっては宿命的な感動を伴うものとなった。
これから続く写真は南蛮の湯呑みシリーズとなる。
一時、かなり夢中になってやったのだった。
40年に及ぶ経験の中で、ロクロは最初の半年だけ、手びねりでの作陶が僕の陶芸仕事の全てとなった。湯呑みは100埦以上作って来たが、南蛮の湯呑みは、一番気合が入ることになる。
土の塊を、ただひたすらに彫り続ける。
そして最後は、極薄になるまで慎重に彫ってゆく。
極薄が美なのだ。
薄さ故に歪む、ヒビが入る。
割れる。
心震える窯変が入る。
すし屋の南蛮の湯呑みを、とくと観てほしい。
南蛮焼きすし屋の湯呑み 10×8.5×9.5
「南蛮焼き」「粉引き」の陶器との出会いは、僕にとっては宿命的な感動を伴うものとなった。
これから続く写真は南蛮の湯呑みシリーズとなる。
一時、かなり夢中になってやったのだった。
40年に及ぶ経験の中で、ロクロは最初の半年だけ、手びねりでの作陶が僕の陶芸仕事の全てとなった。湯呑みは100埦以上作って来たが、南蛮の湯呑みは、一番気合が入ることになる。
土の塊を、ただひたすらに彫り続ける。
そして最後は、極薄になるまで慎重に彫ってゆく。
極薄が美なのだ。
薄さ故に歪む、ヒビが入る。
割れる。
心震える窯変が入る。
すし屋の南蛮の湯呑みを、とくと観てほしい。
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10